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児童・中高生の熱中症対策 下関 熱中症

児童・中高生の熱中症対策 下関 熱中症
体育の授業や部活動の他、遠足や登山などの野外活動でも熱中症にかかる場合があります。 また、運動以外でも、高温多湿の場所で活動する際にも十分な熱中症予防・対策が必要です。
対策
屋外
1.スポーツで無理をしない
体力をつけることは熱中症に負けない体作りにつながりますが、最初から頑張らず徐々に体力をつけていきましょう。また、体調の悪いときは無理に運動するのは控えましょう。なお、スポーツ時の水分補給には、塩分や糖分を含む飲料がお勧めです。
2.観戦で熱くなりすぎない
自分の学校やチームのスポーツ観戦時に大声で叫んだり、長時間立ったままだったりすると、熱中症にかかりやすくなります。応援に熱くなっても、興奮して体温が上がりすぎないよう、クールダウンや水分補給に気をつけましょう。
3.通学・帰宅中に油断しない
バス停でバスを待っているときや徒歩での移動中など、直射日光に長時間当たらないよう気をつけましょう。日傘や帽子を利用して日よけ対策を行ってください。
屋内
1.体育館で燃えすぎない
バドミントンやバスケットボールなど、風のない締め切った体育館での競技や、剣道など防具をつける競技は特に注意が必要です。チーム競技の場合、周囲のメンバーの配慮や体調不良を訴えやすい雰囲気が大切です。
2.文化部も熱くなりすぎない
音楽室やプレハブなど、高温多湿の場所で長時間練習することは控えましょう。空調を調節しつつ、こまめに休憩や、水分補給を行ってください。
監修: 帝京大学医学部教授 帝京大学医学部付属病院高度救命救急センター長 日本救急医学会評議員・専門医・指導医 熱中症に関する委員会委員長 三宅康史先生