■地域のプライマリ・ケアに貢献
薬剤師は、体調のすぐれない方が薬局を訪れた際に、症状の訴えなどから、医療機関への受診勧奨、一般用医薬品(OTC薬)による対応、生活指導、のいずれかに振り分け、適切な対応を提案しています。 こうした業務を、最近では「薬剤師によるトリアージ」と呼び、薬剤師が地域のプライマリ・ケアにおいて果たす重要な役割となっています。
「トリアージ」という言葉は、本来は災害医療や病院の救急外来において、患者さんの重症度を識別し、治療の優先度を決定することで、「薬剤師によるトリアージ」とは、この言葉を転用したものです。
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